意外と知らない、資源ゴミのリサイクル

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ペットボトルのリサイクル一例

各家庭で集められた資源ゴミは市町村が認可した中間処理施設やリサイクル工場に運ばれます。リサイクル工場で多く処理される素材はペットボトルやアルミ缶、ガラスびんです。
どのリサイクル原料もおおよそ選別、圧縮または粉砕、そしてメーカー出荷の工程を経ます。ここでは一例として、ペットボトルのリサイクル過程をご紹介します。

使用済みのペットボトルは中間施設で集めて梱包され、ベール品といわれる状態で工場に持ち込まれます。作業員の目で異物混入のチェックを行い、リサイクル不可能なごみを取り除きます。そのあと機械に通してボトル内部の最終チェックを行います。
細かいごみの混入も許さない、X線や金属探知機が役割をこなします。

作るのは「小さな粒」

こうした処理施設は、リサイクル品のごみの除去処理にかなりの費用を費やしています。みなさんが資源ゴミをきちんと分別することが異物の第一チェック機関となります。一人ひとりの協力が欠かせません。

ペットボトルは8mmほどの大きさのかけらに粉砕され、洗浄と乾燥を経てフレークが作られます。
このフレークが、衣類の原料であるポリエステルや以下で説明するペレットに作り替えられます。ペレットは透明または灰色の粒です。

素材によってPEペレット、PPペレットに分類されます。前者はゴミ袋、植物の苗を入れるトレーなどに使われます。後者の使用用途はプランター、ハンガー、生ごみたい肥化容器などです。

ガラスびんもこれと同様のリサイクル工程をたどります。
アルミ缶は大量に集められた状態で圧縮されスクラップに加工されます。これを熱で溶かすことで、再びアルミ缶の原料に生まれ変わります。