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焼却に頼る日本

リサイクルに対する関心がまだまだ低いこと、そしてモノの消費量増加によって新たな問題が浮かび上がってきました。まず見ていただきたいのはごみ全般に対するリサイクル率の数字です。

平成29年度の一般廃棄物の処理状況によると、全体のうち直接ないし間接的な資源化処理がなされたごみの割合は約19パーセントにとどまっています。残りの8割近くは焼却が占めています。

他国と比較して、日本はごみの処理を焼却に依存しているといえます。
埋め立て処分がメジャーな欧米に対し、焼却で発生した灰を埋め立てるのが日本式ごみ処理の特徴です。ごみの体積を小さくできるメリットとともに、焼却炉からの温室効果ガス排出のデメリットも挙げられます。

自国での努力と各国の協力が必要

廃棄物のリサイクル、処理の流れを説明します。
アメリカなどの国はいろいろな種類のごみをまとめて回収し、処理施設で材料別に分別を行う方式を採用しています。特徴として、処理費用が高額になります。
一方この国ではみなさんの知っているように、市民の手でごみを分別し回収されたのちにリサイクルなどの処理へと進みます。

ただし本サイトは、日本のごみ処理の方法を否定するものではありません。
むしろ日本式が適切です。私たち一人ひとりが責任をもって分別をすることで、資源を早く効率的にリサイクルできるからです。

最後に挙げる問題は廃棄物をめぐる取引です。
より優れた処理施設を持つ自治体は、他の地域のごみを引き受けます。
グローバル化に伴い、国家間でも製品の貿易と同じようにごみの輸出入が行われています。自分の地域内でのごみの削減努力、そして他の地域との助け合いの必要性がますます高まっています。